「健康経営優良法人2024
(中小規模法人部門ブライト500)」に
認定されました。
山八商事株式会社は、4年連続で経済産業省と日本健康会議が共同で実施する
「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門ブライト500)」に認定されました。
今回の認定を受け、従業員の職場環境整備と健康増進に引き続き力を入れて、
健康と未来に貢献できるよう一層邁進してまいります。
健康宣言
健康宣言
当社グループでは、「Enrich Your Life」という新たな企業フィロソフィーのもと、
豊かな生活創造企業としてQOL向上すべく、新たな取り組みの一環として「健康宣言」いたします。
健全な企業経営とは、従業員が心身ともに健康であることが必然です。
多様性が求められる昨今の職場の在り方において、会社、従業員だけでなくその家族も一体となって
健康に対する様々な取り組みや職場環境の整備に努めることが、結果的により高品質なサービスにつながると考えます。
今後も、一人ひとりが心身ともに健康に働くことができる職場環境を構築してまいります。
基本方針
- 従業員の健康課題を把握し、改善に努め、積極的に支援します。
- 協会けんぽや専門家と連携し、健康づくりを推進します。
- 労働基準法、労働安全衛生法などの関係法令を遵守します。
重点施策
- 従業員の健康維持支援
- 全従業員の健康診断実施および従業員の家族の検診勧奨
- 追加検査・再受診の勧奨、保健師による特定保健指導(健診結果による)
- ストレスチェック実施で従業員の心のケア
- 従業員の運動機会増進
- 職場で器具設置し、従業員の運動機会を促進
- 感染症対策
- コロナウィルス抗原検査の実施、マスク配布、アルコール消毒液設置
- インフルエンザ予防接種(1回/年)
- 職場環境整備
- 加湿器、空気清浄機の設置
- 女性専用休憩エリア設置
2022年6月30日更新
山八商事株式会社
代表取締役 鈴木 俊介
人生を豊かにする会社
「 人生を豊かにする会社 」という経営理念の下、商業店舗物件を主に取り扱う不動産事業に取り組んでおります。
会社を支える従業員が健康であってこそ、その理念を体現できるというフィロソフィーが脈々と受け継がれてきました。
健康経営という言葉に触れて、それまで個別に行っていた取り組みを従業員自らが考え、制度化させるステップアップの機会としました。
健康経営について考えるきっかけ
考えるきっかけ
健康を原因とする従業員の入れ替わりは、引き継ぎなどの準備を
踏まえた入れ替えとは違い、会社の負荷は大きいことを実感。→アクシデントが発生しにくい環境を作ることの重要性を認識
従業員の健康と業績の関連性への意識
健康習慣アンケートにおいて、従業員の不健康は会社のコスト増加につながると再認識しました。→ 逆に、少しのコストをかけて改善すればコストの低下につながる
アブセンティーイズム
(平均年間病欠・病気休業日数)
全国平均2.6日
弊社2.6日(2023)→ 目標2日
プレゼンティーイズム
(体調不良による生産性低下)
全国平均△15.1%
弊社△20%(2023)→ 目標 △14%(全国平均以上を目指す)
健康経営についての考え方
当社は企業経営において、健康経営の効果を3つのステップに分類して浸透を図っております。
一つ目は個人レベル(心身の健康増進による生産性の向上)、二つ目は組織レベル(組織の活性化)、三つ目は企業レベル(企業価値の向上)で効果を検証できるように取り組みを進め、最終的には人的資本経営が企業の持続的成長を支えることを実証していきたいと考えております。
-
成果
仕事の成果を出すには?
-
能力
従業員の能力は急には向上しません。
研修や自己研鑽などで向上させるためには、仕事を効率よく終わらせる環境の整備が必要です。 -
時間
長時間労働すれば、反動はフィジカル・メンタルに現れて労働効率が低下します。
また、ブラック企業では良い人材は残りません。 -
効率
成果を出すためにはやはり効率を上げることがキーポイントです。
効率を上げれば負担も減り、コストも減り、その余裕から何かが生まれるはずです。
企業理念(Enrich Your Life)の実現
健康経営実施
人的資本に対する投資
(従業員への健康投資)
STEP 1
従業員の健康増進
従業員の活力向上
社会への効果
国民のQOL(生活の質)の向上
健康経営の普及
STEP 2
組織の活性化
生産性の向上
STEP 3
業績向上
企業価値向上
当社は従業員健康課題の改善に対しては、「おせっかい」な存在になることをためらいません。
当社は個人の健康課題を改善、解決するとどのような自分になれるのか一緒にイメージすることから始めます。
健康課題を解決することは自己実現のための第一歩として考え、「なりたい自分」を明確に設定することで目標に向けて努力する意味合いを認識することができると考えます。
例えば「体重を落としたい」のであれば、
・体重を落としてフルマラソンに耐える体力を身に付けたい
・一度は富士山に登ってみたいので、体の負担を減らしたい
・腰痛解消のために通っているマッサージ代を節約し、年1回家族旅行を増やしたい
・サイズがキツくなって捨てようと思った洋服に、再度チャレンジしたい
と従業員ごとに様々なゴールが設定されると思いますが、いずれも立派な「自己実現」です。
その自己実現を達成するため、改善取り組み当初はおせっかいに思われるかもしれませんが、会社は従業員の背中を押し続ける存在でありたいと思います。
これまでの取り組み
2020年の取り組み
予防
- 定期健康診断受診率100%
- 各種オプション検査費用の会社負担
- 再受診勧奨・業務時間内受診
- 保健師による社内での特定保健指導
- インフルエンザ予防接種実施
- メンタルヘルスチェック
未病
- ゴルフコンペ開催
- スポーツジム利用の促進
- 禁煙への取り組み補助
- 運動指導アプリの導入
コロナ対策にも活用~予防の一環~
即時対応
マスク不足への対応
- 会社としてコンテナ単位でマスクを企画・輸入
- 従業員には家族分含めて、現在もマスク支給を継続
抗原検査キットを購入・検査を実施
アルコール消毒剤を確保・入退室管理含めて事務所管理を強化
外部との接触機会の多い従業員へはPCRキットを使用
業務の見直し
営業方法の見直し
- 営業員の出張制限の設定及びWeb商談への切り替え
- 拠点別の朝礼もWeb朝礼に切り替え、全社統一のきっかけに
残業の制限及び効率化の促進
- 事務所19時施錠
- テレワークの導入・デスクワークの効率化も同時に実施
コミュニケーションツール
- 社内メッセージツール・SNSの活用
不安を安心に
定期的な抗体・抗原検査を実施
- 会社全体としての意識維持
- 外部接触が多い従業員は抗原検査併用
- 病欠からの復帰も抗原検査利用
テレワークの継続・恒常化
- コロナ以外のリスクも想定して
万が一のことも備えてBCPの策定
- 取引先及びビル入居先への影響を最小化
妊婦従業員を守る体制
- 攻めの引継ぎを通じてリスクも下げる
2021年 の取り組み
ワクチン休暇制度
- 新型コロナワクチン接種を推奨
- 混雑による感染リスクの軽減
- 従業員が安心して接種時間を確保できる
積極的な抗原検査
- 従業員向けの新型コロナウイルス抗原検査を、従業員の同居家族まで対象を拡大
- 従業員だけでなく家族に対しても心の平和を提供
スポーツ支援
- 運動促進を目的としたスポーツ用品購入補助制度を導入
- テナントであるスポーツ用品販売店と提携
- 福利厚生と健康増進を兼ね備えた制度に
女性の働きやすい環境作り
への取り組み
-
産休・育休の取得
復帰のサポート経験豊かな従業員を
みすみす手放すのはもったいない! -
有給休暇の取得しやすさ
バイオリズムは人それぞれ、
調子が悪ければ
2時間単位で
有休をとりましょう! -
テレワークへの切替のしやすさ
会社に出社する意味を再認識すれば、
テレワークの方が効率が良い
仕事も多いですよね? -
業務の分散化
一人で仕事を抱えることは、
責任感?アイデンティティ?
「得意に旗を立てろ」
健康経営を通じて環境を整備
「あいち女性輝きカンパニー」
の認証を取得
従業員の健康意識に変化が表れる
ワークライフバランスへの効果
- 体調不良による有給休暇 取得日数の減少
- 取得理由において体調不良が減り、リフレッシュ目的での取得が増えている
- 従業員が健康でいることで、日常の行動にも周囲への配慮や思いやりが見える
リクルートの効果
- 健康経営優良法人をアピールでき人材確保に好影響、
転職採用者には好印象
次の目標
- 男性の育児休業取得の向上
- 女性従業員の積極登用と、そのための障壁を取り除く
- 絶えず情報発信、他社の情報受信、そして良い施策を積極模倣
- 最終的には業績の向上とEnrich Your Lifeの体現
2022年 健康経営取り組み施策
-
健康診断
受診率 100%
(2021、2022、2023年度実績)
再受診率 100%
(2021、2022、2023年度実績)
保健師による特定保健指導
100%(2021、2022、2023年度実績) 予防接種
インフルエンザ予防接種
(1回/年)
接種率 97%
(2021年度、2022、2023年度実績)感染症対策
マスク配布(1回/隔月)
ストレスチェック
年1回
実施率100%
(2021、2022、2023年度実績)
各個人の健康課題発見
健康課題・改善目標設定
- 従業員の健康課題改善のため、健康診断で再検診勧奨を受けた対象者に現状課題、改善目標を記入する用紙を配付。
- 用紙に記入した改善目標時期に、各自で改善状況の検証を行う。
目標達成への会社支援
- サラダランチ
Day - スタンディング
デスク
設置 - ストレッチ
マッサージ
Day - 女性専用
休憩エリア
設置 - エクササイズ
用具設置
(事務所内) - 業務サポート
アイテム紹介
サラダランチDay
- 食生活改善に向けた支援として、毎月8日をサラダランチデーとする
- 希望者へ昼食にサラダを提供し、健康的な食生活への改善を
会社として支援している - 蒲郡勤務従業員については、サラダランチを個別で購入し経費精算
スタンディングデスク設置
- 運動機会の増進に向けた施策として、昇降式デスクを職場内に設置
- 立ち作業を取り入れることで、健康増進と作業効率アップを実現
- 可動式のため、作業場所を選ばない
- デスクワークによる長時間座りっぱなしの改善
ストレッチマッサージDay
- 運動機会の増進に向けた施策として、外部トレーナーに
事務所に来ていただきストレッチ、マッサージ施術を実施 - 従業員の体の課題と対策を確認する機会を作る
女性専用休憩エリアの設置
- 女性特有の健康課題に対応する環境整備として、
女性専用の休憩室を設置 - 業務時間中にいつでも利用できるようにし、
休憩室はパーテーションで区切りプライバシーを確保 - 休憩室内にビーズクッション等のツールを配置
エクササイズ用具設置
- 運動機会増進のため、職場内に運動器具を設置し
いつでも使用できるようにしている - ストレッチポール、バランスボール、ストレッチチューブ。
ヨガマット(会社取扱品)など
業務サポートアイテムの紹介
- コロナ禍で増加した、デスクワークによる身体にかかる負担を
軽減するための自社企画アイテムを紹介 - 機能や使い方のレクチャーを従業員向けに行う
最後に
来年も健康経営優良法人2025(ブライト500)の
認定を目指し、
継続した取り組みに加え、
新たな施策の導入も進めています
「企業は人が創るもの」
人財は大切な経営基盤であり、
人の基盤である
健康を向上させることが働く人の
パフォーマンス向上に繋がっています
毎年、健康経営を意識した社内制度改革を
ルーティーンとして
従業員一人ひとりの能力を
最大限に発揮してもらうための
より良い労働環境づくりに努めてまいります